「仕事観」on 人生
っこんばんは。
kazutreeです。
今週末、色々なことがありました。
①友人Yの結婚式
②その後の別の友人Rとの話
③(意識高い系?)朝活イベントへの参加
④フィリピン人の友人との話
ます①。おめでとうございました。二人は本当に幸せそうに見えました。自分がこの年で同じように結婚なんて、全く考えられませんが、世の中にはそういうふうに幸せの道を歩む人もいるんだということを思い出させてくれました。
でも、運命のパートナーと出会うというのは、素敵なことだと思います。だって、ものすごい確立じゃないですか。
僕もいつか良いパートナーにめぐり合えたら、と思います!
②Rさんは結婚式のダメだしをしつつ、それと絡めるようなかたちで僕の話を聞いてくれました。
彼曰く、Yさんの結婚式は「ファシリがなってない」とのことでした。
ファシリテーション。集会やイベントなど人が複数人集まる場で、すべての人がフラットな関係で話ができるよう、進行役の人が会をうまく転がしていくこと、と彼の話から解釈しています。
つまり、その会での代表者的な立場の人や、司会だけが目だったり話したりするのではなく、そこにいる参加者全員がアクティブに言葉を交し合えるような場の進め方を、司会者の人たちはすべきだ!というわけです。
それをRさんから聞いたとき、僕は
「オレの会社はそうなってないな」と直感的に思いました。
社長はそれでもまだみんなの意見を等しく聞いている・・・と、以前の僕はまだ言えていたと思いますが、
今ではもう、いえません。
散々ミスを重ねて信頼を失ってきた僕ですが、社長はもう「若い人の意見も尊重して」という考えはなく、「このくらいの年代のやつはまだ~がわかってないからこそ、こういうことを言っている」というバイアスがかかりきっています。
話をしていてわかります。
僕の意見や考えを、正面から受け止めてくれてないな、と。
ファシリ、なっていないです。
③(意識高い系?)朝活イベントへの参加
このイベントは、結婚式の次に日の朝にありました。
新しい考えを持っていたり、自分で事業を立ち上げたりしている人たちが参加し、明日からの一週間、具体的にどのような意識で行動していくのかを考える、とても「意識高い系」のイベントだと自負しています!笑
このイベントでは毎回一人のスピーカーの方がいて、自分のストーリーを話すのですが、今回のスピーカーの人も、「このイベントに参加している時点で他の人とは違い、意識が相当高い」といっていたので、あ、やっぱそうなんだなと思いました。
スピーカーの方の話は、自分が継ぎたくない会社を継ぐことになってしまったときに、どうやってその状況を打破したかということについてでした。
その人の話を要約すると、
これからは様々なところでIT化が進み、いづれ現在ある6割の仕事がなくなり、サービス業は非常にロボットのような応対か、非常に人間らしい応対かに二極化する。その中で自分にしかできないことを模索していくべきのだが、例えば趣味などの、一見仕事とは関係のないなにか(点)が、仕事(点)と繋げられることに気づくと、「線」が生まれる。そうしてやりたくなかった仕事の見方が変わり、楽しくなる。
だいたいこんな感じでした。
実際、とても感銘を受けました!!
でも長くなるのでこれはこの辺で!笑
④フィリピン人の友人との話
その日の夕方、最近知り合ったフィリピン人の友達と夕飯をたべにアジア料理屋さんへGO。
僕から誘ったのですが、誘った理由は勿論、仕事に関する相談をするため。
彼はフィリピンでも働いていた経験があるので、フィリピン人の「仕事観」が聞けると期待していたのです。
そして期待通り、彼からその話をしてもらうことができました。
フィリピンでは、仕事は本来あまりやりたくないもの。多くの人ができるだけ大変な仕事をせずにお金を稼いで暮らしたいと考えているそうです。日本でも本心はそうなのかな?
そして、「とりあえず○○年」といった言葉はなく、やめたくなったらあっさりやめる、という考え方なのだそう。
そこで僕は「日本では『とりあえず3年』っている言葉があるんだよ」、と伝えると、彼は、
「日本人は働くということを崇拝している」
、と返事をば。
僕には
「日本人は働くことに関して変な美学を持っている」、というふうに聞き取れました。
確かにそうかもしれないな、と思いました。
というか、それを聞いてかなり吹っ切れました。きっとそういう意見を待ってたんです。
大変な仕事があったとして、自分はやめたい、だけどそれを耐えて乗り越えて続けているベテランの先輩がいる。その先輩は、「大変でも習うより慣れろで頑張れ」みたいな精神論を語ってくる。
その先輩だって、最初はやめたかったかもしれないけど、我慢して続けているうちに段々慣れてきて、次第に価値観が変わって仕事を続けられるようになった。または、楽しいと感じられるようになった。
でもそれって、場合によっては、本当は嫌いなものを続けていたらそれになれちゃったから惰性で続けている、ともいえますよね。
それで、変な自信もついちゃって、自分は頑張って苦境をくぐりぬけてきたんだ、お前もこうなれ、って言うわけですよね。
それって結局、負のものですよね?自分の最初の頃の素直な意見をぶつけられずに我慢していたら会社の価値観に洗脳されて、自分の意見がねじまがって、会社の意見が正義みたいに信じ込まされてるんじゃないですか?
全部が全部そうとは言い切れません。そういうこともあるのでは?ということです。
人間は社会的動物ですから、自分という人間を社会に溶け込みやすくするために、染められるというのはよくされる手段だと思います。
日本人、フィリピン人、ハーフの人、それ以外の国出身の人で、色々な考え方がありますね!
今回彼の話を聞いて気づけたのは、日本で「働く」ということに関しては、自分が盲目的に何かの後ろを追っていないか、それを無意識のうちのやっていないか、という視点です。
彼にはかなり良い方向に背中を押してもらった気がします。
ではまた~