退職して4カ月。今一度当時のことを振り返ってみる。

今年八月に辞めた会社。今一度この仕事がどうだったかっていうのを振り返ってみたいと思います。

 

まず、会社の規模としては、ベンチャーなりに小さく、月平均7日休みで月給は12万とかでした。

事業内容としては、表向きは林業事業体でありつつバイオマス発電とかにも手を出していて、僕はこの点に大きく惹かれたのですが、実際入ってみると、林業、それも木を伐って運ぶばっかり。植林や育林といった作業はありませんでした。

バイオマス関連の仕事は、社長が興味で手を出し始めた段階だったらしく、下っ端従業員どころか先輩たちにさえこれ関連の仕事などあるはずがありませんでした。

結論、単なる現場作業をやらされるっているだけの仕事でした。

結局、単なる「作業員」で終わってしまっていたわけです。与えられた仕事をただこなすのみ。

言いかえれば、「『そこでなにをやるか』は選べない。どううまくやるかだけが自由度の効く範囲」だということでした。

 

もちろん、そこに面白みを見出す人もいると思います。

どうやってこの作業を効率よくやるか、ということを工夫しようとすれば、単純作業にもやる気がわいてくるものです。

たとえばこの動画のように。

こういうデカイ木は、普通の大きさの木よりも多くの集中力と手間を必要とします。

しかも日本の森林のような木々が密集しているところでは、倒す方向を正確に狙わないと、他の木にひっかかったりして、より多くの手間がかかります。そこで、木を伐る人の技量が試されるわけです。

 

でも、今考えると、僕は違うな、と思います。

僕は、もっと、この森をよりよくするにはどうしたらいいか。

この地域の森林はこういう状態だから、どういう管理が必要か、みたいなことを考える仕事をやりたいです。英語をつかいながら。

そのための実地調査とかも、めっちゃやりたいことの1つです。

 

だから、ドイツなどの英語で勉強できるところで、環境のことを勉強したいんです。

それで、国際的に活動している機関や団体で仕事をゲットできればサイコーだと思っています。